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位置/自然環境

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位置/自然環境

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  • 面積: 40.94㎢ (釜山市の 5.4%、 16個の自治区中、5番目。都市計画区域面積は73.28 ㎢)
  • 人口: 2007. 6. 30 現在 127,264世帯 364,620人 (男性 : 182,509人, 女性: 182,111人)
位置

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区庁所在地 方位 位置 地点 延長距離
東経 北緯
釜山広域市 沙下区 堂里洞 317-16 番地 東端 甘川洞 サン 99-1 129˚ 00′48.9″ 35˚ 05′16.5″ 東西間 7.6㎞
南北間 11.6㎞
西端 下端洞  1155 128˚ 56′03.0″ 35˚ 06′31.6″
南端 多大洞 サン 149 128˚ 58′00.0″ 34˚ 52′50.0″
北端 下端洞  902 128˚ 57′34.5″ 35˚ 08′05.0″

釜山の西南端に位置する沙下は、将軍峰、天馬山、峨媚山、蒔薬山を境に、東側は西区と接し、洛東江を境とした西側には江西区、九徳山の西側の尾根と乗鶴山を境に北側には沙上区、そして南側には南海と接しており、西釜山の中心に位置しているといえる.

地形は、大体断層地形で、断層山地、断層谷地、断層海岸地形から成る。蒔薬山から流れ出る槐亭川は洛東江の支流のひとつであり、サリゴル地域から始まり、槐亭洞を半月型に囲むようにして堂里に流れ、乗鶴山から流れ出る堂里川と合流して下端を過ぎて洛東江にたどり着く河川であった。交通難の解消のため暗渠にして上に道路を建設するなど、今では昔の姿は洛東江河口に一部残っている.

天馬山の尾根である将軍半島と洛東江川沿いの尾根であるドゥソン半島の間の甘川湾は、大部分が岩肌の海岸であるが、今は甘川港の総合開発事業の推進によって埋め立てられ、貨物専用埠頭として利用され、東アジア最大の国際水産物市場となる釜山国際水産物取引所が開かれる予定である.

長林地域は、長林川の浸食により狭い河谷平地を成し、新平洞との間に洛東江の土砂流入で沖積平野を成しているが、1939年新平洞から長林洞まで堤防を築いて干拓地を造るなどして、漁業より農耕に従事する人が多かった。今は法定産業団地である新平・長林産業団地と大規模の工場が密集した釜山の産業拠点地域へと変貌してきており、周辺に大規模アパート団地及び流通団地が立ち並んで活気がある.

ドゥソン半島の西側から没雲台までの多大港は漁港として使用されているが、水深が浅く港域が狭い。また、西側に約500mの砂浜があるので海水浴場として利用されているが、今は刺身屋や釣り人たちのための船着場ができ、海水浴場の姿はなくなりつつある.

西側の洛東江周辺の広い砂浜は、夏は避暑客で賑わう多大浦海水浴場へとつながる江辺道路を建設。多大5地区の大規模アパート団地などの地域開発で今は海水浴場よりは自然学習上としての成果がより高く、ファミリー向けの避暑客で賑わうキャンプ場、駐車場などの各種施設を設置して市民の憩いの空間として活用されている.

その南側にある鼠島(芝森島)は、没雲台と共に急な岩石海岸で椿が自生しており、文禄・慶長の役の時に激戦地であったと伝えられている

洛東江は、多くの支流が合流し、70里を流れ、江西区の鳴旨洞と境を成し、下流地域の三角州の発達と共に土砂流入によって砂浜が形成されて河口の幅は約2~3kmであり、水深は1~2mと浅く、小さい船のみ通行が可能である.

川の河口に三角州として形成された乙淑島などには、ススキ野原が広がって生物の棲息と自生によい条件を持ち合わせており、12科21種の植物が分布している。没雲台とドゥソン半島海岸には暖帯適正植物が自生している.

また、洛東江下流はシジミやオゴノリ、魚介類が豊富で多くの渡り鳥が飛来し、天然記念物第179号として指定された東洋最大の渡り鳥飛来地としても有名である。季節によって飛んでくる渡り鳥たちが浮遊生物が多いこの場所に巣を作るため忙しく飛び交う姿は釜山の名物として壮観である。世界的に珍しい光景でもあり、洛東江河口の生態系に対する理解と体験学習のため洛東江エコセンターが2007年に建設された.

沙下地域の気候は、温帯季節風の気候帯に属し、海岸性気候の影響で夏と冬の温度差が比較的小さい。春は主に移動性高気圧の影響を受けて晴天が多いが、揚子江付近で発生した低気圧が頻繁に通過し雨も多く降る.

秋は移動性高気圧の影響で晴天の日が多く、冬は大陸性高気圧の影響で寒冷で乾燥した天気が続き、北西季節風が吹くが、海洋性気候の影響で他の地方に比べて温暖である.